歌:天童よしみ
作詞:たかたかし 作曲:弦哲也
「今日日(きょうび)『寄らば大樹の蔭』とかいう言葉が
巾をきかせているようでございます。楽(らく)をしようとする心が、
人間をだめにするのじゃないでしょうか。」
北の風吹きゃ北をむき
西の風吹きゃ西をむく
男の意地は どこにある
浮いた世間に 媚(こび)をうる
めだかみたいな奴ばかり
「時の流れとでもいうのでしょうか。
自分さえよければという手合(てあい)が多すぎます。
まっとうに生きようとすればするほど、
住みにくい世の中になったものでございます。」
声の大きい奴だけが
勝って得する世の中さ
男の道は 暗すぎる
どちら向いても 闇ばかり
どこに実のなる花がある
「どこもかしこも、すっかり狂ってしまったようでございます。
と、申しましても、夜毎(よごと)酒に溺れる私(わたくし)も、
決して、まともな人間じゃございません。」
すねに傷もつこのおれにゃ
まぶしすぎます お日様が
男の酒の ほろ苦さ
明日は どの色咲こうとも
おれは生きたい おれの道
天童よしみは大阪府八尾市出身の演歌歌手です。1972年11月に「風が吹く」でデビューし、1985年12月「道頓堀人情」、1996年2月「珍島物語」、「あんたの花道」などの代表曲を持ち、1996年には「珍島物語」で各賞を受賞、NHK紅白歌合戦での歌唱でも知られます。
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