歌:フランク永井
作詞:岩谷時子
作曲:吉田正
いつでも荒れた 手をしていたね
エプロンの端 まさぐりながら
首をかしげて笑うのが
朝のお前の癖だった
送ってくれる人もなく
毎朝勤めに行く僕を
お前はどこで見てるんだ
僕の声さえ届かない
空へ昇っていったきり
お前は帰って来ないのか
お前は帰って来ないのか
お前の髪の匂いがするよ
ひとつの櫛を ふたりで使う
これが貧しい僕達の
いつもしてきた癖だった
曇った鏡ふきながら
涙こぼしている僕を
忘れてどこへ行ったんだ
僕の眼にさえ届かない
雲のかなたへ行ったきり
お前は帰って来ないのか
お前は帰って来ないのか
昨夜は 雨が降りつづいたよ
巣を失った 小鳥のように
あてもないのに外へ出る
雨の降る日の癖だった
黙って肩をしめらせて
送りどころのない愛を
ひとりで夜に捨てるんだ
あつい想いも届かない
とおいところへ 行ったきり
お前は帰って来ないのか
お前は帰って来ないのか
島村卯月(大橋彩香),最上静香(田所あずさ),月岡恋鐘(礒部花凜),高海千歌(伊波杏樹),上原歩夢(大西亜玖璃),澁谷かのん(伊達さゆり),日野下花帆(楡井希実)
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