「灰ノ蝶」歌詞
作詞：山下慎一狼
作曲：岩野道拓
其の羽は斑模様 時の万華鏡
流転の果てに 織りなす静寂
阿頼耶を数えて揺蕩う 色は匂えども
白き美風(みかぜ) 灰と滲む 黒の哀しみ
天地開闢 悠久の天(そら) 現遍く蝶 ひらひらと
千夜一夜に心褪せるとも 結末(さいご)は見目やかなる夢を
彼の光に棚引く 銀の蜃気楼
幾多の星の 名も知らぬまま
幽けき縁の一節(しらべ)に 禍と散りぬるを
永永たる涙の河 至るは何処
輪廻転生 邂逅(であい)と別離(わかれ) 神楽奉りし蝶 玉響に
舞う水鏡 波紋一雫 結び解けて廻る生命(いのち)
天地開闢 悠久の天(そら) 現遍く蝶 ひらひらと
千夜一夜に心褪せるとも 萌ゆりし万感たる想い
森羅万象 母なる大地 髪梳る蝶 さらゆらり
眩し愛しや 遥けしまほろば 願わくば綺羅やかな夢を
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