青春の向こうへ／緑仙 歌詞

歌：緑仙

作詞：緑仙・RUCCA　作曲：加藤冴人

アルバムには
不揃いな頃の二人
恋未満の季節と
いくつものスクラップ

「なぜ」
初恋を責めても　仕方がない
「なぜ」
大切なものほど　後で気付くのだろう

いとおしさと悔しさの間(あいだ)で
流した涙のその意味を
まださがしてる

ズルいね　何度も　そう何度も
「がんばれ」と「負けるな」のリフレイン
今のぼくらの　精一杯のすべて

もしも　時を戻しても
ぼくらの恋は揺れ惑うの？
でも一つ　確かなことは
あなたはヒーロー

真(ま)っ新(さら)だと
想ってた恋のページは
誰かが記した昨日の
続きなのだと知った日から

少しでも　僅かでも　一番近くにいた
「でも」
知れば知るほどに
埋められない時に気付く

いじらしさと強がりの間(あいだ)で
交わした唇の温度を
まだ信じてる

ごめんね　最後の　最後まで
「がんばれ」と「負けるな」のリフレイン
今のぼくらの　精一杯のすべて

もしも　時が過ぎ去っても
ぼくらの恋に後悔はない
ただ一つ　確かなことは
あなたはヒーロー

夏色の炎天下に咲いた
入道雲のような想い
胸に懐(いだ)き　それぞれ　さあ

戦え　何度も　そう何度も
「がんばれ」と「負けるな」のリフレイン
今のぼくらの　精一杯のすべて

だから　明日を憂(うれ)うな
真っ白な紙飛行機のように
光を浴びて　遥か行こう
青春(あお)の向こうへ