つらい時に聴く歌特集｜SNSから少し離れたい夜

秋の夜、通知をいったん閉じます。

SNSの波から少し距離を置いて、呼吸の速度を取り戻したいときに合う選曲です。強い言葉で急かさず、音数の少ないボーカルや静かなアレンジを中心に、思考のざわめきを整えます。部屋の明かりを落として、画面を伏せたまま聴ける“余白のある歌”だけを集めました。

Aimer／「Ref:rain」

2018年、雨粒の質感まで届くような声音とピアノが、夜の静けさに寄り添います。視界のピントをゆっくり合わせ直してくれる余白があります。

通知をオフにして、窓ガラスに伝う水の気配を感じながら聴くと、思考が静まります。

宇多田ヒカル／「真夏の通り雨」

2016年、しなやかなメロディが日常の揺れをそのまま受け止めます。感情を結論づけず、滞在させてくれる一曲です。

タイムラインから離れて、言葉ではなく呼吸で整えたい夜に合います。

手嶌葵／「明日への手紙」

2016年、手紙をそっと置くような穏やかなボーカルが、心の輪郭をやわらかく描きます。大きな変化を求めず、現在地を肯定してくれます。

スタンドライト一つの明るさで、ゆっくりページをめくる時間に。

折坂悠太／「朝顔」

2019年、たゆたうギターと声が夜更けの空気に溶けていきます。目の前の景色を急がせないテンポが、体の力を抜いてくれます。

深呼吸の間隔を思い出すように、ゆっくりと聴きたくなります。

羊文学／「1999」

2020年、浮遊感のあるサウンドが思考のノイズをやわらげます。言葉よりも余韻で支えるタイプの寄り添い方です。

画面を伏せ、部屋の隅に小さな灯りだけを残して。

indigo la End／「通り恋」

2014年、細やかなギターのニュアンスとメロディが、行間の感情を掬い上げます。白黒つけないままの心に居場所をつくります。

判断を保留したい夜に、視界が少しやわらぎます。

くるり／「東京」

1998年、都市の夜気を含んだミディアムが、遠くの灯りを眺める視線と重なります。感傷に引っ張られすぎない距離感が心地よいです。

最終電車の音を想像しながら、歩幅をゆるめて聴けます。

Mr.Children／「常套句」

2012年、語りかけるようなメロディが、日常のざわめきを静かに整えます。結論を出さずに、今の気持ちのまま滞在させてくれます。

スマホを裏返し、湯気の立つマグカップと一緒に。

スピッツ／「魔法のコトバ」

2006年、やわらかな声と繊細なアレンジが、心の温度をすこし上げます。過剰な慰めではなく、景色を少しだけ明るくする光です。

寝る前の数分だけ、部屋の空気がやわらぐ感覚をどうぞ。

星野源／「くだらないの中に」

2011年、日常の細部への愛おしさをすくい取る一曲です。肩の力が抜け、目の前の生活にピントが合っていきます。

タイムラインを閉じて、自分の部屋の音に耳を澄ませたくなります。

誕生日ソング特集｜家族へ“ありがとう”を贈る10曲

家族の誕生日に、まっすぐ感謝を。

親・子・きょうだい・祖父母に届けたい、笑顔が広がるJ-POPを新しい順にまとめました。サプライズの入場、ケーキの瞬間、メッセージ動画など、家族の祝いの場面に寄り添う選曲です。

今週の注目曲｜2025/09/24

秋分を越えた水曜、新譜揃い。

アイドル、ロック、アニメ発のユニット、シンガーソングライターまで幅広く。通学や仕事前に“元気が出る”一曲、落ち込んだ時にそっと“背中を押す”一曲、部活や受験・就活の集中スイッチに効く一曲を、この9作から見つけてください。

ダンスソング特集｜体育祭・文化祭で映える12曲

体育祭・文化祭、踊ろう。

直近の学校イベントで実際に耳にする“いま”のダンスソングを、日本語中心・被りなしで集めました。振付の覚えやすさ、フォーメーションの作りやすさ、コールやクラップの入れやすさに注目し、部活の群舞やクラス発表でも使いやすいラインナップです。

応援ソング特集｜背中を押す10曲

朝晩は少し涼しくなり、日中には夏の名残も残る頃。楽しかった余韻と、新しい日々へ向けたほどよい緊張感が同居しています。

そんな今に寄り添う応援ソングを、スポーツの現場で親しまれてきた楽曲を中心に10曲まとめました。部活や受験、就活、日常の小さな挑戦に向かう背中を、そっと押してくれるはずです。

アニメ・キャラ特集｜今年話題の楽曲11選

2025年に注目を集めたアニメ主題歌とキャラクターソングから、映像との相乗効果で話題になった11曲を選びました。

各曲は作品名と起用（OP/ED）を添えて、聴きどころを短く紹介します。通勤・通学や作業のBGMとしても使いやすいラインナップです。

夜に聴きたい“エモい”ラブ｜ラブソング・恋愛ソング特集

夜更け、胸に灯る恋の歌を。

ヘッドホンでそっと聴きたくなる“エモい”ラブソングを集めました。帰り道やベッドサイドに似合うミドル〜バラード中心で、日常の小さな勇気や、落ち込んだ時の立ち直りにも寄り添います。受験や就活の前夜、部活の遠征帰り、ひとり時間の整理にも効くラインナップです。

懐かしくて歌いたくなる名曲｜1970〜2010年代から厳選10曲

ふと口ずさみたくなる朝です。

大ヒットではないのに長く親しまれてきた“あの曲”を、1970年代から2010年代まで各2曲ずつ選びました。世代を超えてメロディがよみがえる名曲たちです。

泣けるうた特集｜季節の涙を受け止める12曲

秋のはじまり、涙に効く歌。

2020年代から80年代、そしてそれ以前まで。別れや出会い、受験・部活・就活の節目や、落ち込んだ時の心にそっと寄り添う“泣けるうた”を、J-POPの定番から厳選しました。しみじみと胸に沁み、明日へ背中を押す12曲です。

今週の注目曲｜2025/09/17

秋晴れの水曜、新譜多め。

日向のポップから骨太ロック、エモーショナルなバンドサウンド、演歌・歌謡まで。受験や部活、就活の集中スイッチに、落ち込んだ時のリセットに、さりげなく背中を押す“応援ソング”の手ざわりを持つ8曲を丁寧に選びました。